3ヶ月前にゴルフで痛めた右肘。
右の肘を屈曲していくと(力こぶをつくっていくと)、関節にピリピリとした痛みが出る状態が続いています。痛む場所は、肘頭と上腕骨の隙間です(写真をご覧下さい)。

右前腕に痛みがあったので、合谷(右)と手三里(右)というツボを使いました。
その結果、2日間は調子がよかったようです。2日もよかったのか2日だけしかよくなかったのか、状況によるのですが、今回の場合は、見逃しがあると考えて、使うツボを変えました。

患者さんの背中に回って、胸椎を調べると、7番目の骨の棘突起のすぐ右に硬いものを発見しました。夾脊穴と言われるポイントです。
ここに鍼をしたら、その場で痛みが消えました。
最初から使えば、1本の鍼、1回の通院でアッサリ治ったかもしれませんネ。反省もしつつ、2回で3ヶ月の痛みがすっかり消えた症例は、私の実力から見れば上出来。
自由診療は保険が使えません。自己負担額が多くなりやすいので、少ない通院回数での完治をいつも目指しています。
現実は、難しい症状では長く引き止めてしまう場合もあります。思うようにいかないこともあります。計算通りにいかないのが医療ですが、それでも計算し続けるのが医療者。
<補足>
俗に言う「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」や「ゴルフ肘(上腕内側上顆炎)に、この方法は向かないと思います。螺旋の動きを調整するために肩甲骨が関わってきます。それは、別の機会に。
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・鍼灸養気院(群馬県伊勢崎市)
・鍼灸ルーム品川カポス(東京都港区)
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コメント
いつも楽しく読ませていただいています。
上肢痛に対する施術は肩甲骨周囲に治療点が出ることが多いので、よく使うのですが夾脊は使ったことが無いので参考になりました^^
しかし、陽経の施術だけで2日間も効果を持続させるのは流石です。
>sanoさん
本日もコメントありがとうございます。
実はですね、私には、sanoさんがおっしゃるような「陽経は主訴は取れるが、戻りやすい特徴」を利用した施術はしていないのです。
いろいろな方が読まれているので、私の施術においては、陽経のツボに対してそのような意識がないことをこの場に明記させていただきます。
※sanoさんの陽経に対する使い方を否定する意味ではなく、私の方法においては使っていないという事実を明らかにしただけです。念のため。
こんばんは^^
レスありがとうございます。
「陽経は主訴は取れるが、戻りやすい特徴」というのは、元々は先輩の先生が言った言葉を受けた上で自分も使っているうちに確かに戻りやすいという結論を持っていたのですが、ものの見事に呪(しゅ)にかかってますね(汗
最初の段階から「意識した」状態であれば、気がそのように動いてしまいますよね。
機会があればまた意識がない状態で施術してみたいと思います。
良いヒントになりました。ありがとうございます。
>sanoさん
「陽経は主訴は取れるが、戻りやすい特徴」は私自身も、ある勉強会である著名な方が話しているのを聞いたことがありますよ。
sanoさんのおっしゃるように、「陽経は…」と意識したら、自ずとそういう変化を導いてしまうと思います。逆に「陰経は…」についても。
また、何でも書き込んでくださいね。