
(品川に鍼灸院を作った理由)のつづき
鍼灸師の求人は9割が女性です。たぶんですが…。
求人する立場になって、男性鍼灸師の求人はほとんどなく、女性ばかりであることに気が付きました。院長が男性、他のスタッフは全員女性というスタイルがとても多いです。
不妊鍼灸、美容鍼灸の求人ばかりが目立ちます。時代の流れを無視して、カポスでは、頭痛、肩こり、花粉症、めまい、顔面神経麻痺と言った症状に対応して頂ける女性鍼灸師を募集しています。
女性鍼灸師の誰もが「不妊治療がしたい」「美容鍼灸がしたい」と考えていたら、私の求人活動はとても苦労します。ちょっとそんな気もするので、今から一生懸命です。
しかも、現状は男だらけの職場です。最終的には男女比を1対1にしていこうと思っていますが、今は現状を隠せる状況ではありません。ここに飛び込むことができる女性鍼灸師を探しています。
カポスでは新しい技術に挑戦しています。「治療系」の鍼灸を行いたい女性鍼灸師にはうってつけだと思います。鍼灸専門(特に鍼)なので、マッサージ系の業務はありません。
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勤務地: 東京都港区高輪
施設名: はりきゅうルーム品川カポス(院長:秋澤英樹)
条件: はり師、きゅう師(2015年4月取得予定者可)
募集期間: 採用が決まるまで
待遇: 詳細は募集要項にて
※最初の研修は群馬の養気院(群馬)にて行います。
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■特別である必要はない
鍼灸は10年の修行が必要だと思ったら10年かかると思います。でも、3年で何とかなると思えば3年で何とかなるものです。意識の問題だと思います。私は「一人前になるには10年は必要」とよく言われていました。
そう言われたところで、10年修行できる場はありませんでした。だから「10年」を忘れることにしました。その結果、卒業してから2年目には独立することができたのです。
群馬で患者さんが増えても、スタッフを増やそうとは考えませんでした。私と全く同じことができなかったら意味がない、と考えていたからです。しかし、技術の再現性を追究しているうちに考え方が変わってきました。誰でも自分のマネができる方が面白いと考えるようになったのです。
完全再現できるまでの目標は3年です。さすがに「1年で同じになりますよ」と言ったら胡散臭いですよね。3年でも早いかもしれませんが十分に現実的です。私の持つアドバンテージは3年です。これくらいでよいのだと思います。
私は特別にならないようにしています。スタッフには私を追い抜いてほしいので、惜しみなく技術を放出しています。そのいっぽうで3年のアドバンテージを守り抜くために必死です。この緊張感か良いのです。
患者さんに高度な技術を約束するためには、分野を絞り込むのが一番よいと考えました。カポスはこの方法でスタートし、これがうまく機能しているのです。実際に、頭痛、肩こり、花粉症に関して、短期間でたくさんの実績を積み重ねることに成功しています。
私見ですが、特別な鍼灸師はいらないと思っています。私も特別になろうとはしていません。誰かが特別になることよりも、誰もが患者さんにとって特別な存在になることが重要だと考えています。患者さんはみんな特別であり、患者さんから特別だと思って頂ける。これが理想です。
■技術とセンス
昨今、不妊鍼灸と美容鍼灸を筆頭に、鍼灸を受診される方(女性)が増えています。この傾向は鍼灸業界にとって喜ばしいことです。私が鍼灸院を始めた頃は、私の話に誰も耳を傾けてくれませんでしたから。私の話に問題があったのかもしれませんが…。
今は、女性誌を中心に特集が組まれる時代になっています。ただ、鍼灸は不妊と美容だけではありません。私の得意分野も盛り上げていきたいと思っています。少しくらいは貢献できそうです。
鍼灸を普及させるためには課題もたくさんあります。医療制度については、私がどうにかできる話ではありませんから、鍼灸への期待を高めていこうと思っています。そのために「鍼灸師にしかできないこと」を追究しています。
鍼灸師のライバルは整体やカイロだと考える場合もありますが、鍼灸ならではのことに集中すれば競合することはないと思うのです。競争の渦に巻き込まれることなく自分の仕事に集中できます。整形外科や接骨院とも住み分けができます。鍼灸師でなくてもできることを選ぶと競争相手が増えるだけです。
そう言う私が整体をやっているので矛盾しているかもしれません。でも、整体を学んでいるからこそ、鍼灸にしかできないことが見えるのです。だから整体研究の手も緩めません。
難しい課題もあります。
鍼灸は免許が簡単に取れても、技能を習得するのが難しいです。免許所有者なら誰でも、鍼灸ができるわけではありません。腕はピンキリです。この差をセンスの差で片付けてしまってよいものだろうかと私は思います。
センスのない者が淘汰されるのは仕方ないことです。でも、現状は淘汰されすぎている気がします。これでは夢も希望もありません。センスを試す以前にチャンスがありません。
新人が突然一流と並ぶ成果を出したら、この現状は大きく変わると思います。時間をかけて技術を熟成させることも必要ですが、すぐに結果を出せるトレーニングも同じくらい重要です。トレーニング次第では、誰もで一流になれるチャンスがあると信じています。アレコレと言うには、まず私自身に「一流」を課す必要があるのは承知しています。それはそれとしておきます。
大切だと思うのは、知っている分だけ、練習した分だけ、経験を積んだ分だけ、スキルアップできることです。スポーツでは当たり前になっている習熟度別のトレーニングが鍼灸には浸透していません。「見て覚えなさい」が主流です。カポスでは「見て覚えなさい」と言うことはありません。覚えてからが勝負だと思っているからです。
つづく…(女性の求人にしては男臭い話)
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・カポス(東京都港区/品川駅)
・養気院(群馬県伊勢崎市)
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