花粉症を治すツボ(承山)

<これまでの話>
花粉症の原因が「スト レス」では納得できない
花粉症の診断点
花粉症の治療点(前編)
花粉症の治療点(後編)

前回、「承山で頚をゆるめる」という話を書きました。具体的にどこの部分が緩むのかというと、頚椎の上から数えて5番目と6番目の棘突起(指で触れられる突起)の間のちょっと外くらいの圧痛が減弱します。と、同時に頚の前屈時がラクに感じられます(違和感のある方のみ)。

頚椎5番

こう考えると、承山は腰と頚のこわばりを緩和させると同時に腎臓に働きかけることができるという優れたツボです。

さらに言えば、この頚椎の5番や6番は肩を動かす時に重要な支点となるため、肩の痛みなどでもこわばり圧痛が出ます。承山で五十肩を治療するという話も鍼灸師の中では有名です。肩にトラブルが発生しても、頚椎の5番や6番が関与していない場合は承山の効果は見込めません。

頚椎腎兪承山

次は風池(頚にあるツボ)をゆるめるツボです(つづく)。
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コメント

  1. てっかん より:

    素問にある水熱穴論篇にあるツボですね。(諸説ありますが)ふくらはぎは治療上良く使用します。崑崙は上実下虚で天柱あたりのコリや違和感を、足首ですから「首」関連で、手首、腰といったところに効果あり。それから崑崙が首で委中が腰に関連すると診れば、丁度上半身を逆さまにしてみる形となりますので、それらを踏まえて反応を診ていけば、首・肩・背中・腰とふくらはぎで治療することができます。例えば夏場の腰痛など。膝周辺は、利尿作用のあるツボが集中していますし、委陽から崑崙の線上は下肢三焦経として使用します。
    面白いところですから、臨床上非常に使い勝手のいいところです。

  2. クリ助 より:

    >てっかんさん
    「水熱穴論篇」に言及されるとはさすがです。私は中医学を参考にしているので、水熱穴論篇は意識していなかったです(自白)。改めて素問を読んでみると、確かに「水熱穴論篇」の話とかぶっていますね。
    私も原典にスッと入っていけるように、少しずつ勉強を重ねていこうと思います。
    首・肩・背中・腰をふくらはぎで施術するのは、私自身がはまっているところであります(笑)
    また、気が付いたこと教えてください。とても勉強になります。

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