マタニティ活法は女性のイメージがいいね!

日曜日、活法研究会でマタニティ活法の施術イメージを撮影しました。

前から女性施術者の施術イメージがほしいと思っていたのです。ようやく実現できました。もちろん、男性施術者もOKなテクニックですが、「女性でもできる」ことをアピールするには男性施術者では説得力に欠けますよね。

マタニティ活法ダイジェスト

「施術しているのは誰?」

って話がやってきそうですが、紹介できる日が来るのか来ないのか…。
(妻のクリ子ではありません)

活法の魅力の一つは施術者が大きな力を使わないこと。使っているように見えても、それほど使っていないのです。武術由来ですから「いかに少ない力で相手を…」と考えられて技術が作られています。無駄な力が入ると強引さが出てしまい相手の反発を招いてしまいます。

■マタニティのベースは骨盤調整

前置きはこれくらいにして、マタニティ活法の一部を紹介します。そもそも、活法にマタニティなんて分野があったわけではありません。妊婦さんに使ってみたら「いいね!」だったので、助産師さんに伝えてみました。すると「いいね!」が次から次へと。活法のポテンシャルを改めて知る結果となり、マタニティ分野への応用が加速しました。

マタニティ活法のベースとなっているのは腰痛治療です。碓井流の腰痛治療は、骨盤周りの動きを改善させることから始まります。痛いところに何かするのではなく、痛みを誘発しない動きの中で骨盤の動きを取り戻していきます。

このアプローチの仕方は、妊婦さんを対象にする際にもってこいなのです。

ある程度お腹が大きくなってくると、自覚症状があるないに関わらず、骨盤周りの動きが悪くなっています。妊娠中に腰痛になりやすいのはそのためです。腰痛を緩和させようと思ったら2つのアプローチが考えられます。

一つは、骨盤の動きを止めてしまう方法です。「動いて無理がかかるのであれば、動かないように固定すれば痛みは出ません。この種のアプローチが一般的です。

活法は違います。「骨盤が無理に動こうとして痛い」のであれば、「無理なく動くようにしよう」と考えるのです。

無理なく動くようにするためには、妊婦さんに無理をさせてはいけません。無理のない動きの中で調整することを活法は得意としています。碓井流活法では仰向けで腰痛に対応するのが基本です。ここも大きなポイントです。

■仰向けの施術スタイル

「腰痛治療はうつ伏せでするもの」というイメージを持つ腰痛の患者さん。油断しているといつのまにかベッドでうつ伏せに。「仰向けになってください」というと、「え?」という顔をされます。

仰向けの腰痛治療、そして痛みを回避しながら骨盤を調整するというスタイル。私は、妊婦ケアそのものに思えました。

骨盤の動きが改善すると、軽くなるのは腰痛だけではありません。お腹の張りが取れてくるのです。この違いを鍼灸院で数値化するのは難しいのですが、腹診での手応え、妊婦さんの証言で明らかです。これから少しずつ客観的データが集まってくると思います。

(仰向けの)骨盤調整+腹診」がマタニティ活法の原点です。これに、肩甲骨と股関節の調整を加えることで、対応幅が広がります。これらの調整も、活法では動きの回復を目標とします。両腕、両脚が自由に動くようになります。

■逃げて守る vs 固めて守る

両腕と両脚は、四つ脚動物時代では前脚と後脚です。これらが自由であれば、いつでも危険から回避できます。自由を失って回避できなくなったら、体を固めて身を守るしかありません。

人間も、四肢の自由がきかなくなると、体を固めて身を守ろうとします。妊婦であれば、胎児を守ろうとしてお腹をキュッと縮めてガードするわけです。

防衛反応がいつまでも続くと胎児は居心地が悪くなります。居場所が狭くなって身動きが取れないからです。この過剰な防衛反応を解除するには、骨盤に加えて肩甲骨と股関節の調整が不可欠だと考えています。

マタニティ活法の本質は、お腹や子宮をいじることにあるわけではありません。母体を自由にすることで、危険をいつでも回避できる環境を赤ちゃんに提供することにあります。

■セミナー予告(直前変更の場合もあり)

今月の20日(日)の安産ケア編では、股関節の調整を中心に行います。逆子や下半身の浮腫に応用できます。20日(日)のセミナーに間に合わない方は、第3回があります(7/1)。

霊振り(足首2)霊振り(マタニティ・オリジナル)

足首をただ振るだけのテクニックです。それだけで股関節が調整されます。もちろん、振り方にはコツがあります。

膝中心膝中心

膝に動きの中心をつくることで股関節を緩めます。ただ回すだけですが、これもコツがあります。

側軸通し側軸通し(マタニティ・オリジナル)

股関節を貫く2本の軸を作るテクニックです。両脚でしっかり立てるようになります。このテクニックのスゴイところは、お腹の張りが緩むだけでなく頚と肩のこりまで軽くなるところです。

昇り龍昇り龍

脚の裏軸を整えるテクニックです。一見、ただのストレッチに見えますが、坐骨神経にストレスを加えずに下肢裏側の筋肉を伸ばすことができます。鍼灸学的に言えば足の太陽膀胱経から足の少陰腎経への流れを整える働きがあります。

恥骨筋の導引恥骨筋の導引

妊娠後期に多い恥骨痛の痛みに対応できます。お産の時も重要になる恥骨を(恥骨に触れずに)調整できるため、大変便利なテクニックです。

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コメント

  1. なちゅら より:

    こんにちわ!ご無沙汰しました!
    私ことですが、第2子妊娠21週になりました^^
    妊婦しつつ鍼灸師してます(笑
    さて。もしかして写真のモデル、
    クリ助さんと共通の知り合い女性鍼灸師?かなと思った次第。
    それだけコメを残しに来ました^^
    ではでは~。

  2. クリ助 より:

    >なちゅらさん
    お久しぶりです!
    21週ですとまだまだお腹が目立つ前ですね。妊婦に鍼灸師、二足の草鞋!
    モデルさんはしばらく謎めいていた方がよさそうなので、このまま内緒にしますね。ラブロマンスは潜んでいないので、そっちの想像はしないでください(笑)

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