
「自分の能力を活かすには自分の弱点を知る」
ということで考えてみました。考えるまでもなく欠点は明らかです。朝から晩まで施術をしている私は視野が狭く、知識も経験も極端に偏っています。周りからもよく言われます、「視野が狭い」と。こういうのを○○バカというのです。自覚していても、どうにもできません。
この弱点を補うには、朝から晩まで鍼灸や整体を行っているライフスタイルそのものを利用するしかありません。朝から晩まで患者さんと接しているからこそ得られるものがあるはずです。私にしか得られないものを大切にできるかどうかで、私の価値が決まるような気がします。
施術の現場は、アウトプットの場であると思われている方が多いかもしれません。しかし、私の感覚ではインプットとアウトプットの比率は、ちょうど50:50です。臨床に携わっている時間の半分は吸収の時間です。現場には、書籍では絶対に得られない情報があります。
カルテは宝物です。このカルテには、患者さんの個別情報がつまっています。カルテとは別に、私には臨床ノートがあります。このノートには、経験の中で発見した気づきを書きとめています。カルテと同じくらい大切です。困った時は、このノートを見ます。自分だけのカンニングペーパーです。
臨床ノートは完全に自分だけのものですが、カルテは共有したいと考えています。プライバシーに配慮してオープンに。全ては難しいのでごく一部になりますが、ウェブにコツコツとアップしています。今後は、この動きを活発にしようと思っています。
症例の整理と公開は、実際に患者さんと接しているからできることです。代わりを頼めない仕事です。公開する意義は、ネット上に悩んでいる症状と類似した症例があったら誰かの希望になるからです。できるだけ専門用語は避けながら実際の治療をイメージして頂けるように考えています。文字だけでは限界がありますから、類似した症例であることをすぐに判断できるように、イラストづくりを強化しました。

群馬の養気院でも東京のカポスでも、このようなイラストを使いながら症例をアップしていきます。イラストでは表現できない症状もたくさんあるので、そうした課題を乗り越えながら。
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・鍼灸養気院(群馬県伊勢崎市)
・鍼灸ルーム品川カポス(東京都港区)
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