
人生で、そうはないであろう面白い時期を私は過ごしています。
いくつかの意味で二重の顔と二重の生活。
現場の医療者 / 講師
群馬 / 東京
個人事業 / 法人事業
職人 / 教育者
時々、脳がどうにかなりそうになります。鍼をペンに持ち替えることで頭の中が少しずつ整理されていきます。正確に言うと、ペンではなくキーボードです。そんなことはどうでもよく、今日のテーマは、二重生活で感じたことです。
■群馬の養気院では
今年11周年を迎えた群馬の養気院。年々、「数年前に通院していました」という電話が増えるようになりました。1紹介で来院してくださる方が年々増えています。私を必要とする人がこんなにたくさん…と思うだけで、それだけで嬉しくなります。
予約枠も毎日いっぱいです。突然のキャンセルがない限り、朝から晩まで患者さんと接しています。この状況では、ネットを見たという方からお電話を頂いてもすぐに空きがありません。ネットが完全に空回りしています。理想としていたクチコミを主体とする経営になっています。
■東京のカポスでは
いっぽう、2月にオープンした品川のカポスでは、ウェブサイトが機能してきたばかりです。ここまでクチコミだけでやってきたようなものです。SNS(Facebook)の力を借りているので、純粋なクチコミではないという考えもありますが、人と人とのつながりがあるので、明らかにクチコミ系です。
花粉症のシーズンが落ち着いてきた今、カポスはクチコミに期待してばかりはいられません。積極的にカポスの情報を必要としてくださる方に届けなければなりません。特に、専門領域である頭痛と肩こりのことを。頭痛や肩こりに悩む方にカポスを選んで頂くには、何をすればよいのかと、未だ見ぬ患者さんをイメージしながら情報発信の準備をしています。
カポスはオープンして以来、リピート率がなんと100%です。開業してから連続3ヶ月リピート率100%は偉業だと思います。これにはズルイ背景がありまして、花粉症や慢性鼻炎は5回セットの治療ですから、最初から100%になるような仕組みなんです。
しかし、頭痛と肩こりの治療では、そうはいきません。患者さんが初回で納得しなければ2回目がありませんから。患者さんが通院するかどうかは患者さん次第です。満足して頂く努力とは別に、新規の患者さんに利用して頂く工夫をしなければならない状況です。養気院で断っている患者さんをカポスに紹介できたらなーと思ったことが何度もあります。もちろん、そんなことできないわけで。
■切り替えはしない
群馬では、既存利用者を大切に“輪”を広げていく努力が中心。
東京では、新規利用者の方に“できること”を届ける努力が中心。
同タイミングで二重の取り組みをしています。頭を切り替えている暇がないので、両方に通じる発想が自然と培われているような気がします。そこから私だけの発想ができるようになったら、今よりも高い価値を生み出せるはずです。そう信じて、今の仕事量を楽しむようにしています。
不満を言うわけでも自慢をするわけでもありません。事実は、一人では通常請け負うはずのない仕事量を抱えています。いつまでもこの生活を続けるわけにはいきませんから、どこかで切り上げます。ただ、もうしばらくは仕事に夢中になってみたいと思います。家族の理解と応援があります。
働く環境を整えてくれた、周りのみんなに感謝です。
—————————————————————-
・鍼灸養気院(群馬県伊勢崎市)
・鍼灸ルーム品川カポス(東京都港区)
—————————————————————-


コメント